福島隆壽ー風土と群像ー
会期>2024年2月3日(土)~2024年3月17日(日)
開館時間>9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日>毎週月曜日(但し2/12は開館し、翌火曜日休館)
入館料>一般・シニア800円/学生(小・中・高・大学生)400円(証明をご提示ください)
※団体20名以上は2割引 ※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方お1人まで無料(証明をご提示ください ※障害者手帳アプリ「ミライロID」利用可)
- 主催
高梁市成羽美術館 - 後援
一般社団法人光風会、岡山日展会、岡山光風会、岡山県、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、RSK山陽放送、株式会社吉備ケーブルテレビ、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま
福島隆壽氏は1931年岡山県津山市に生まれ東京藝術大学美術学部を卒業した後、2回の日展特選に選ばれるなど日展を舞台に活躍してきました。地元を描いた風景画から人物の群像表現へと大きく変化しながら90歳を超える今なお精力的に作品を制作しています。また美術教師として長きにわたり教壇に立ち続け、鳥取大学や岡山大学等で多くの美術教育者・作家を育ててきました。本展では、岡山県を代表する日展画家・福島隆壽氏の画業を顕彰するとともに、画学生時代から教職時代を経て現在に至るまでの画家としての眼差しの変化を約40点の作品から探ります。
<福島隆壽(ふくしまたかとし)氏プロフィール>
1931年津山市生まれ。当時多くの文化人が疎開していた津山で幼少期を過ごす。1950年恩師の勧めで新設間もない東京藝術大学美術学部へ進学。卒業後に帰岡し、県内の中学校・高等学校で教鞭をとりながら制作発表活動を行う。1970年前後、それまで追求していた風景から人物へとモチーフが変化し、群像に風土性を重ねた表現へと展開するようになる。1979年から鳥取大学、1988年から年岡山大学に勤務。学生と共に制作を行う中で独自の群像表現を深化させた。定年退職後も後進の指導に尽力。卒寿を越えた現在「老醜」をテーマに精力的に発表活動を継続、更なる深化を目指している。第23回・第30回日展特選、岡山県芸術顕彰(大賞)、山陽新聞賞(文化功労)、倉敷市文化章ほか受賞歴多数。
関連イベント
- 開会式
【日時】2024年2月3日(土) 14:00~
【場所】美術館1階 静水の庭ホール - 福島隆壽先生によるギャラリートーク
【日時】2024年2月18日(日) 11:00~
【場所】美術館2階 展示室
【参加費】入館料のみ(事前予約不要) - ワークショップ「構図を学ぶ」
【日時】2024年2月18日(日) 13:30~15:00
【場所】美術館1階 レクチャールーム
【講師】画家 後藤 晋氏(東光会会員)
【定員】20名程度(中学生以上)
【参加費】入館料のみ
【参加方法】当館のメールアドレスinfo@nariwa-museum.or.jpに参加者全員の①名前 ②年齢と
③代表者電話番号を記入の上、件名に「福島展WS参加希望」と記載しお送りください。 - 対話型鑑賞
【日時】2024年3月10日(日) 13:30~
【場所】美術館2階 展示室
【講師】佐藤 真菜氏(鳥取県美術館整備局 美術館整備課 専門員兼学芸員)
【参加費】入館料のみ(事前予約不要)
【同時開催】児島虎次郎を偲ぶ絵画コンクール 30年の歩み
高梁市内の小中学生が参加する絵画コンクール展が成羽美術館で始まって今年で30年。この節目を記念して、これまでの児島賞受賞作品全270点を展示いたします。
◆会期:2024年2月3日(土)~2024年3月17日(日)
◆会場:美術館1階 展示室
※令和5年度の「児島虎次郎を偲ぶ絵画コンクール」展は、美術館1階 多目的展示室にて
2/3(土)~3/3(日)まで展示しています。
※「成羽の植物化石」もあわせてご覧いただけます。