児島虎次郎の絵画作品 2025.04.26 《登校》1906年(明治39) 当館で人気ナンバーワンの作品。虎次郎が25歳、東京美術学校研究科時代に帰省中の倉敷で描いたもので、渡欧前の代表作の一つです。鮮やかな赤い模様の前掛けをした可愛らしい姉妹ですが、妹はコサージュのついた帽子をかぶり、姉は朱色の大きな日傘を差すなど、和洋折衷の洒落た出で立ちが目を引きます。当時、西欧の気配が日本の地方にまで伝わってきていたことがうかがえます。 《登校》1906年(明治39) ※クリックで拡大します
コメント