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《和服を着たベルギーの少女》1910年(明治43)

蒼い瞳が印象的なベルギーの少女を描いた作品。赤やピンクの背景、大きな赤い髪飾り、紺色の着物に黄色い帯、と実に豊かな色彩で描かれています。後ろには「フルカリ」というインド・パキスタン地方の伝統的な刺繍布を掛けていて、虎次郎は別の作品でもこの布を巧みに使っています。少女の肌に描き込まれた繊細で細やかな筆致と着物に見られるペインティングナイフで引っ掻いたような大胆な筆致とが混在し、互いの質感をより際立たせています。

《和服を着たベルギーの少女》1910年(明治43)

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