会期>2013年4月21日(日)-6月30日(日)
開館時間>午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日>毎週月曜日と(ただし4月22日・29日・5月6日は開館)
観覧料>一般 1,000円/高大生・65歳以上 700円/小・中学生 400円(20名以上の団体は2割引)
※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方お1人まで無料(証明をご提示下さい)
- 主催
高梁市成羽美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会 - 協催
キヤノンマーケティングジャパン、ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン - 協力
松竹(株) - 企画協力
後藤繁雄事務所+G/P gallery - 後援
岡山県、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、公益財団法人岡山県郷土文化財団、KIBIケーブルテレビ、RSK、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、RNC西日本放送、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま、レディオモモ
この春、高梁市成羽美術館では、第一線の写真家として時代の先端を撮り続けてきた篠山紀信(1940-)の展覧会を開催いたします。篠山は、1950年代後半から今日にいたるまで、作家、アイドル、女優、俳優、スポーツ選手といった著名人、ヌード、日本の伝統芸能など多様なテーマで写真作品を生み出しています。
なかでも時代を象徴する人々のポートレート(肖像写真)は、話題をさらい、時に社会現象をおこすほど注目されてきました。
本展では、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、坂東玉三郎、山口百恵、ももいろクローバーZ、三島由紀夫、東日本大震災で被災された方々まで、篠山が50年間にわたり撮り続けてきた人々のポートレート約100点をSPECTACLE(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)、BODY(裸の肉体―美とエロスと闘い)、STAR(すべての人々に知られる有名人)、GOD(鬼籍に入られた人々)、ACCIDENTS(2011年3月11日―東日本大震災で被災された人々の肖像)の5つのセクションに分けて、一堂に展観します。
それぞれの写真は単なるポートレートではなく、私たちが暮らしてきた時代、社会、環境を見るものに強く思い起こさせることになるでしょう。
なお、今展が初の美術館個展となった篠山は、写真の居場所としての美術館空間への意欲を「この写真展は、写真力と空間力の壮絶なバトル、新たな写真表現への挑戦なんだ。」と語っています。コンクリート打ち放しの巨大な壁や自然光をふんだんに取り入れた光あふれる空間を持つ安藤忠雄設計の成羽美術館で繰り広げられる「写真力」と「空間力」の対峙も展覧会の見どころの一つです。どうぞご期待ください。
関連イベント
- 篠山紀信氏による展覧会記念トーク
4月21日(日) 午前11時~/午後2時~(40分程度)
※展覧会チケットが必要です。
- ポスタープレゼント
先着100名の方に展覧会ポスターをプレゼント!
実施日:4月27日(土)・5月25日(土)・6月1日(土)
その他の記事
- 2018年4月27日 児島虎次郎~ふるさとに愛されて
- 2018年3月4日 近代日本洋画の歩み ―山岡コレクションとともに
- 2018年3月4日 ティラノが成羽にやってきた! ―化石は太古の生き物図鑑
- 2018年3月4日 こころに響く ことばと書 にんげんだもの 相田みつを展
- 2018年3月2日 無限の網 草間彌生の世界
- 2018年3月2日 夏休み!成羽美術館物語