会期>2014年10月11日(土)-12月14日(日)
開館時間>午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日>毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料>一般 800円/高大生・65歳以上 600円/小・中学生 300円(20名以上の団体は2割引)
※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方お1人まで無料(証明をご提示下さい)
- 主催
高梁市成羽美術館、山陽新聞社 - 協力
東京国立博物館、台東区書道博物館、ふくやま書道美術館、ワコーミュージアム - 後援
岡山県、高梁市、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県書道連盟、岡山県煎茶道連盟、公益財団法人岡山県郷土文化財団、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、RNC西日本放送、KIBIケーブルテレビ、FM岡山、FMくらしき、FMふくやま、レディオモモ
児島虎次郎(1881-1929 高梁市成羽町出身)はヨーロッパで印象派絵画を学び、黎明期の我国洋画界に多大な影響を残したことで知られていますが、 その活動は幅広く、東洋文化の源流ともいえる中国を度々訪ねています。 虎次郎は中国の風景・人物を油彩画で制作するのみならず、顔彩を使用した日本画も数多く制作しています。当時の中国には、清末から民国の時代に活躍し、詩・書・篆刻・絵画で中国を代表する文人として我国でも高く評価されていた呉昌碩(1844-1927)がいました。虎次郎は呉昌碩に深く傾倒し、その作品を熱心に求めるとともに自らの印の篆刻を依頼するなど交流しています。
この度の展覧会では虎次郎の日本画並びに中国に取材した油彩画と呉昌碩の画賛、書作品などを一堂に展示し虎次郎の中国での人的交流のあとをたどりながら 二人の高雅な薫り高い作品をご覧いただきたいと思います。
関連イベント ※イベント参加には観覧券が必要です。
- 開会式&オープニング・ギャラリートーク
【日時】10月11日(土) 開会式10時30分/オープニング・ギャラリートーク11時~
呉昌碩記念館 館長 呉越氏(呉昌碩の曾孫)
- 記念講演会「中国書法の受容と呉昌碩」
【日時】10月25日(土)午後2時~3時30分
【講師】東京国立博物館 副館長 島谷弘幸氏
【場所】高梁市成羽美術館内カフェ
※10月25日(土)はカフェの営業をお休みいたします。
- ギャラリートーク「児島虎次郎と呉昌碩の交流」
【日時】11月16日(日)午後2時~3時
【講師】倉敷芸術科学大学 副学長 児島塊太郎氏
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