白馬のゆくえ 小林萬吾と日本洋画50年
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25.6×19.0×1.2㎝
160ページ
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日本洋画の黎明期を生き生きと映し出す―
特別展「白馬のゆくえ 近代日本洋画の黎明[会期:2020年9月5日(土)~11月29日(日)]」の展覧会図録です。
※本展は、香川県立ミュージアム、久留米市美術館、高梁市成羽美術館の3館での巡回展であり、当館では「白馬のゆくえ 小林萬吾と日本洋画50年」から「白馬のゆくえ 近代日本洋画の黎明」へ、サブタイトルを変更して開催しました。
目次
- 白馬会のもたらしたもの 山梨絵美子 …8
- 小林萬吾先生 野見山暁治 …14
- 図版(カラー)
1 黒田清輝との出会い …18
・コラム/水彩画ブーム …26
・コラム/2020年は小林萬吾生誕150年でなかった …28
2 白馬会と東京美術学校 …29
・コラム/白馬会展出品作の値段 …47
・コラム/児島虎次郎という人物 …51
・コラム/さし込む光をめぐって …53
3 憧憬ヨーロッパ …61
4 日本の光を求めて …79
・コラム/裸体画論争その後 …90
・コラム/中国服の女性たち …96
5 同舟舎から次世代へ …113 - 小林萬吾の歩いた日本洋画50年 窪美酉嘉子 …130
- パリの画学生―黒田清輝と小林萬吾の現代美術 佐々木奈美子 …133
コラム/異国にて―葉書から見える画家たちの青春 …136
コラム/同舟舎 …138 - 年譜 …140
- 作家・作品解説 …144
- 参考文献 …155
- 作品リスト …156
執筆 山梨絵美子(東京文化財研究所)、野見山暁治(洋画家)、熊澤弘(東京藝術大学大学美術館)、長友瑞恵(東京藝術大学大学美術館)、窪美酉嘉子(香川県立ミュージアム)、鹿間里奈(香川県立ミュージアム)、森山秀子(久留米市美術館)、佐々木奈美子(久留米市美術館)、吉尾梨加(高梁市成羽美術館)
編集 香川県立ミュージアム、久留米市美術館、高梁市成羽美術館
編集協力 冨士根智之(公益財団法人日動美術財団)
翻訳 小川紀久子
デザイン 原瑞穂(野崎印刷紙業株式会社)
印刷・製本 野崎印刷紙業株式会社
発行 公益財団法人日動美術財団©2020