会期>2019年9月14日(土)-12月11日(水)
開館時間>午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日>毎週月曜日(ただし9/16、9/23、10/14、11/4は開館し、翌日休館)
入館料>一般1,000円/高大生800円/小中生500円(団体20名以上は2割引)※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方お1人まで無料(証明をご提示下さい)
- 主催
高梁市成羽美術館 - 後援
岡山県、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、(公財)岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、株式会社吉備ケーブルテレビ、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、エフエムふくやま - 協力
公益財団法人日動美術財団
パレットには画家の創作の秘密が隠されています。形態の技は修練によって磨くことができますが、色彩の妙は画家一人ひとりのもつ感性によって決定づけられます。もちろん作品からもその色彩感覚を窺うことはできますが、パレットはさらにその奥のまさに画家の個性の根源を覗き見せてくれます。絵具の量や置き方、色の配列など、そこには画家の性格までもが如実にあらわれます。これらのパレットと作品を並べて鑑賞すると、今まで気づかなかった別の魅力を発見したり、作品だけを眺めた時とは違った新たな感動を覚えるに違いありません。
本展では、ピカソ、ユトリロなど海外作家に加えて、梅原龍三郎や安井曾太郎、林武など近代の巨匠たちのパレットと作品約100点を展示、さらに児島虎次郎のアトリエ再現コーナーを設け、画家の神髄に迫ります。
※会期中、一部展示替えを行います。 パブロ・ピカソ《画家とパレット》1963年 ⇒【10月16日(水)より】パブロ・ピカソ《女の顔》1901年
出品作家一覧
アンリ・マティス、サルバドール・ダリ、ジャコモ・マンズー、パブロ・ピカソ、フランソワーズ・ジロー、モーリス・ユトリロ、ラウル・デュフィ、相原求一朗、朝井閑右衛門、足立源一郎、糸園和三郎、浮田克躬、梅原龍三郎、奥谷博、織田廣喜、香月泰男、金山平三、鴨居玲、北川民次、絹谷幸二、熊谷守一、児島虎次郎、児玉幸雄、小山敬三、佐竹徳、里見勝蔵、高田誠、高塚省吾、高畠達四郎、鳥海青児、辻永、東郷青児、中川一政、中山巍、野口彌太郎、野田弘志、野間仁根、林武、福井良之助、福本章、藤井勉、三岸節子、宮俊彦、宮本三郎、向井潤吉、森本草介、安井曾太郎、脇田和(以上48作家)
※本展覧会の出品リスト(PDF)をご覧いただけます。
関連イベント ※要入館券
- オープニングギャラリートーク
【日時】9月14日(土) 11:30~12:00
【講師】長谷川徳七氏(日動画廊社長)
- 記念講演会『ヨーロッパと児島虎次郎』
【日時】10月5日(土) 13:30~15:00
【場所】多目的展示室
【定員】当日先着50名程度
【講師】児島塊太郎氏(陶芸家、成羽町美術振興財団理事長)
- ワークショップ 三原色で描く―秋の味覚
【日時】11月16日(土) 13:30~16:00
【場所】レクチャールーム
【定員】中学生以上の方15名
【講師】佐藤孝洋氏(画家、白日会会員)
【受講料】500円
【応募方法】往復はがきに郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢(学年)、電話番号、「三原色ワークショップ参加希望」と明記し、美術館までお送りください。
【応募締切】10月31日(木)当日消印有効
※応募者多数の場合は抽選
※1通につき2名まで応募可
※制作に必要な画材類は館で用意します。
- 学芸員によるギャラリートーク
【日時】会期中の毎月第2・第4日曜日 14:00~
【同時開催】岡山県芸術文化育成・支援事業 加藤竜 新作展「緑の叫び」
会期>2019年10月22日(火・祝)-12月11日(水)
会場>多目的展示室
観覧料>本展のみご覧になる場合は無料。※喫茶入口よりお入りください。
主催 岡山県、高梁市成羽美術館
加藤竜 Ryo Kato
1978年岡山県出身。1998年よりベルリンを拠点に活動し、2006年ベルリン国立芸術大学卒業。2012年第5回「I氏賞」大賞を受賞。2013年「ダルムシュタット分離派芸術賞」奨励賞受賞。ドイツ国内のギャラリーを中心に個展、グループ展を開催。ドイツ国内外のアートフェア参加。
混迷する世界と自然破壊の進行する現代に対する怒りと不安を激しい色彩の絵画で表現する。
- 加藤竜によるギャラリートーク
【日時】10月22日(火・祝) 11:00~12:00 - 加藤竜×築山弘毅(2018年「I氏賞」大賞受賞作家)対談
【日時】10月22日(火・祝) 13:30~14:30
【テーマ】「日本とドイツのアートシーンについて」
※画像をクリックするとPDFで表示します。
その他の記事
- 2018年7月14日 追悼特別展 高倉 健
- 2018年3月2日 児島虎次郎と呉昌碩
- 2022年6月2日 -念ずれば花ひらく- 詩人 坂村真民の世界
- 2019年10月30日 えがく アトリエインカーブ展
- 2018年3月4日 こころに響く ことばと書 にんげんだもの 相田みつを展
- 2018年2月27日 華麗なる装飾の時代 エミール・ガレとドームの世界展